今週もフル回転で動きました。本業と副業を並行しながら走り続けて、週末になると決まって疲労感と腰痛がやってきます。
ある夕方、リビングで子どもたちを眺めながら、ぼんやりと考えました。高校生、中学生、小学生。男の子ばかりで賑やかなこの家も、家族全員で同じ時間を過ごせる期間は、もうそんなに長くはないかもしれない、と。
「能力を活かす」から「時間を大切にする」へ
これまでは、副業でスキルを活かすことに、それなりのやりがいを感じてきました。自分の専門性を使って誰かの役に立てること、それ自体が動く理由になっていました。
でも最近、何かがじわじわと変わってきているのを感じています。「自分のできることを最大限に使う」よりも、「家族と過ごせる時間を最優先にする」という方向に、自分の重心が移りつつある。
それは後退ではなく、フェーズが変わったのだと思っています。
体が、ちゃんとSOSを出していた
毎週末に疲労感と腰の痛みが来るのは、体からの信号です。「このペースは続かない」というサインを、頭では分かっていながら、ずっと見ないふりをしていました。
精神科の仕事でいつも意識していることがあります。「うまくいかないならプランを変える」ということ。患者さんには当然のように言うのに、自分の生活には適用できていなかった。
月に一度、完全に休む日を作ることにした
決めたことはシンプルです。月に一回は、土日を完全に休みにする。副業も、予定も、「やっておいた方がいいこと」も、全部いったん置いておく。
「理にかなっている」スケジュールを埋めることより、「心と体が心地よいと感じること」を優先する。その余白を、意図的に作ることにしました。
のんびりコーヒーを飲んでいる親が、安全基地になる
忙しく動き回る親の姿を見せることが、子どもに何かを伝えるとは思っています。でも同時に、休日に家でゆっくりしている親の姿も、子どもにとっての「安心」になる気がしています。
疲れ果てた顔でいるより、笑ってコーヒーを飲んでいる方が、家の空気は穏やかになる。それが今の私には、何より大事なことかもしれません。
今ここを、丁寧に生きる
人生は、未来のために今を犠牲にするものではないと思っています。「今ここ」にある子どもとの時間、体が求めている休息、心が欲しがっている余白。それを後回しにし続けたら、取り戻せない何かを失う気がしています。
少し肩の力を抜いて、心地よい方を選ぶ。40代のいま、そういうシフトチェンジをしている最中です。
【免責事項】本記事は筆者の個人的な体験に基づく記録です。特定の診断・治療・法的助言を行うものではありません。心身の不調が続く場合は医療機関、職場の問題は労働相談窓口など専門機関にご相談ください。
※この記事の原型はnoteに掲載しています。

